海外視察や旅行などに出掛けた際、サービスを頼んだ時や受けた時に渡すチップについてアジアを中心にまとめて見ました。この慣習は時代とともに微妙に変わります。
古い旅行解説書などとは異なり、最新情報です。
国名 場所 チップの詳細 アジア 中国チップの習慣 基本的には不要です。
ホテルで欧米人の宿泊客が自分たちの習慣にしたがって従業員に渡していることから、当然のように要求してくるものもいるが、高級ホテルなどではいかなる場合も受け取ってはいけないと言う教育をしている所もあるくらい。無理に渡す必要はありません。 香港タクシーでは チップは不要だが、料金が26.4HK$なら27HK$を渡して10セント単位のお釣りはもらわないのが香港流です。 レストランでは たいていのレストランでは、飲食した金額の10%をサービスチャージとして上乗せしているので、チップの額はお釣りとして戻ってきた小銭をいくらか残す程度でよい。目安としては飲食代の5%をめどに。 ホテルでは ホテルではあれこれとチップを渡す機会が多いので、あらかじめ小銭の用意を。ホテル内でのサービスに関しては、10HK$程度目安に渡すのが良いでしょう。 台湾チップの習慣 基本的には不要です。そのかわりに、物を頼む時には、手土産を持参する習慣があります。 ホテルでは 荷物1個につき50元。ホテル内ではルームサービスなどを頼んだ以外では必要ありません。もし渡すなら、朝ホテルを出る時ベッドサイドに100〜200元を置く。 韓国チップの習慣 基本的には不要です。
高級店での飲食やホテル宿泊費などにはあらかじめサービス料が付加されていますので特別なサービスを受けたときや無理を通してもらった時には気持ちで渡しても構いません。その場合の目安としては簡単な食事が出来る1000〜5000ウォン程度 シンガポール チップの習慣 基本的には不要ですが、実際にレストランやホテルなどでは気持ちのいいサービスを受けた場合はチップを渡すのが一般的となっています。
タクシー乗車時には不要。 レストランでは 支払い時に請求書をチェックしてサービス料がついていない場合、飲食代の10%程度のチップを置きます。請求書に10%のサービス料が入っている場合は、基本的にはチップは不要ですが、良いサービスを受けたと思ったら、小銭のお釣りはチップとして残すのが良いでしょう。 ホテルでは ホテル内でのサービスに関しては、1〜2シンガポールドルを目安として渡すのが一般的です。 マレーシア タクシーでは 基本的には不要です。 レストランでは レストランでのボーイやウェイトレスには1から2リンギットを目安として渡すのが一般的です。 ホテルでは マレーシアの高級ホテルでは宿泊料にサービス料が加算されるので、通常チップはいらない。したがって払わなくてもいいのだが、気持ちのいいサービスを受けたら1〜2リンギットを渡しても良いでしょう。 タイタクシーでは 荷物1個につき20バーツ。レストランでは お釣りの小銭を置いてくる程度でいいが、高級なレストランではサービス料として10%程度が目安。 ホテルでは 習慣としてはないが、観光客の利用する高級なホテルやレストランでは、チップを払うのが一般的。その場合の目安としては20バーツ。 インド タクシーでは 基本的には不要です。 レストランでは サービス料が含まれていない場合は10%、庶民的なレストランでは、おつりの小銭を置けば良いでしょう。 ホテルでは 中級ホテルの場合は10ルピー、高級ホテルの場合には10〜20ルピー。 インドネシアタクシーでは 基本的には不要だが、キリのよい金額に切り上げて支払うのが一般的です。 レストランでは お釣の小銭を置く程度で良いでしょう。
サービス料が含まれている場合には不要です。ホテルでは ポーターに荷物を運んでもらったりルームサービスを頼んだ場合には5000ルピア程度。 北アメリカ U.S.A タクシーでは 料金の15%から20%。料金が低くても最低1ドル。人数が多い時や荷物が多い場合は若干多めに払うのが常識。レストランでは 合計金額の15%から20%だが、町にもよるが最近は20%が主流になって来ている。バーカウンターでは1杯の飲み物ごとにバーテンダーに1ドル。 ホテルでは 荷物1個につき1ドルから2ドル。ルームメイドには、特に部屋を汚したなどの場合でなければ基本的に必要なく、1泊だけなら必要ない。気持ちとして渡すなら、朝ホテルを出る時ベッドサイドに1泊につき1ドルから2ドル。また、アメリカ人の場合だとチェック・アウトの時、まとめて置くようだ。 カナダタクシーでは 料金の15〜20%。料金が安くても$1。荷物の分は1個$1程度の個数分を、メーターに上乗せして請求してくることもあるので、その場合はメーターに対する割合で計算すればいい。端数になるお釣りをそのままチップに充てたり、チップを上乗せした分を差し引き、きりのいい額のお釣りを請求してもいい。 レストランでは 合計金額の15〜20%程度(すでにサービス料込みの請求なら不要)。セルフのカフェテリアでは不要。クレジットカードでの支払いやホテルのレストランで食事しルームチャージにつけてもらう場合は、請求書のチップの欄に額を書き込む。 ホテルでは 基本的に連泊のとき以外必要ない。チェックアウトの際、サイドテーブルに1泊につき$1〜2程度分置いておく。(3泊して毎日メイドさんが違った場合、最後の人が得するのか気になるところですが。)ルームサービスには、レストランと同じ合計金額の10〜15%。直接渡してもいいし、請求書のチップ欄に書き込んでもいい。 メキシコタクシーでは 基本的には不要だが、キリのよい金額に切り上げて支払うとよい。 レストランでは 店の格にもよるが料金の10%から15%が目安。 ホテルでは ポーターに荷物を運んでもらったりルームサービスを頼んだ場合には1米ドル程度を。 ヨーロッパ ドイツ タクシーでは 料金の10%程度、あるいは端数を切り上げて0.5〜1ユーロ程度を。また、荷物がたくさんあって、運んでもらったときにはやや多めに。レストランでは 店の各によるが、一般的には5〜10%ぐらいの額、テーブルでの支払い時にきりのいい金額に切り上げて渡すか、おつりの小銭をテーブルに残す。ホテルでは 格安ホテルや中級ホテルでは、チップは不要です。高級ホテルでは、ベルボーイやルームサービスには1ユーロ程度を。ルームメイドには、特に部屋を汚したり、何か特別な事をしてもらった時には0.5〜2ユーロ、それ以外では、特に置く必要はありませんが、置きたい人はベッドサイドに0.5〜1ユーロ程度を。 イギリス タクシーでは 料金の10から15%くらいの額を運転手さんに。レストランでは 店の格によるが、一般にはサービス料が請求されない時のみ10から15%くらい程度を。空港では ポーターに対し、荷物1個につき50ペンス。 チェコ チップの習慣 基本的にチップの習慣はあるが、必ず渡さねばならないというものでもないし、請求されることはそんなにない。サービスに満足したときなどの気持ちと考えよう。レストランでは レストランでは料金の10%程度が相場。サービス料があらかじめ加算されていることもあるので、よくチェックしよう。カードで支払った場合は、伝票にチップの額を書く欄があるので、サインをする際に適当な額を書き入れればよい。ホテルでは 荷物1個につき10コルナ。 ポーランド タクシーでは 基本的には不要。レストランでは レストランでは合計金額の10%程度が相場。ホテルでは 荷物1個につき1ズウォティ。
次回は、「ボウルの止め位置について〜中心止めの薦め〜」の予定です。
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