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第39回 カメラ選別検査機「画像処理」

以前、センサについて話しましたが
その最後に画像処理によって選別する方法もあると伝えましたので、
今回は、カメラ選別検査機について紹介します。

画像検査装置
画像検査装置写真
 
ワーク
ワーク検査箇所
 
ワーク姿勢:フック開きが上向き
 
ワーク写真1
ワーク写真1
ワーク検査箇所図
 
【 検査タクト 】
【 検査内容:カメラ3台使用 】

□ワーク移送     :1.0Sec

■第1検査:ワークを廻しながら(カメラ左右での検査)
・フック(端子)正面の樹脂汚れ
・スリワリ内側バリ・スリワリ長さ(深さ)

□ワーク回転開始〜安定:0.5Sec

□ワーク下降     :0.5Sec

□ワーク上昇     :0.5Sec

■第2検査:ワークを廻しながら(カメラ上からの検査)
・フック(端子)の左右の曲がりのチェック
・フック(端子)のタオレチェック

□画像検査時間    :2.0Sec

□Total     :4.5Sec


*これから更にワーク形状が極小化、且つ、その変化部位が小さくなればなる程、検査能力に対応幅がある(管理業務も含め)画像処理センサ選別というパターンが採用される可能性は充分あります。
今後、センサ選別と共に画像センサ選別も選択肢の一つにはいるかも知れませんね!!

*現時点では「スピードがやや遅い」ことと「装置が大袈裟になり、価格が高い(以前に比較すれば大幅に価格ダウンはしましたけれど!)」のが問題ですけど。

*今後の「良質の検査工の得難さ」と「長、短稼動時間の比較」等によって採用の是非が決まっていくと思われます。


次回は、「 静電気とパーツフィーダー の予定です。
 

 
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