このタイトル、かなりどうしようかな?って考えました。
我々が、会ったお客様の中には、こういう方も実際にいらっしゃいます。
いえ、PFの会社である当社を嫌いというわけではなく、純粋にPFは
いやだって仰るんですから。 ・・・・で、話している内に判ってくるのは
其のお方がパーツフィーダに相当詳しく、且つ、以前、パーツフィーダに
携わった事がある、ということなのです。 しかも修理しようとして(?)
良い結果が出なかった。。。 いえ、良い結果が出なかったことを根に持って
るんではなくて、セオリー通りにならない、或いはセオリーが通らない!ことに
呆れて挙句に、もう2度とパーツフィーダには触らないぞ!
あんな訳の分からない物は 技術者としての検討の対象外だ!! となったんです。
其事例の殆どは、かの, 板バネ調整 なのです。対象パーツフィーダの最適
周波数に合わせようとして、板バネ を増したり、減らしたり、 あちらこちら
とボルトをゆるめたり、又,締めたり,又緩めたり、はたまた締めたりの際限なしの
繰り返しなのです。そして結果は、はかばかしくなかった ということなのです。
板バネ調整の必要性は? ということになると大いに有ります。が答えです。
ボール重量とのミスマッチ。ボルトの長年の使用による緩み、板バネ の劣化、
本体鋳物の収縮によるひずみ。 等により最適周波数で動作しなくなり速度低下、
周辺速度の不均一による選別精度の低下 などのさまざまな不都合が起こるからです。
そして、勇気有る挑戦者が先ほどのような立場になるのです。
先ほどの対象パーツフィーダが大型で且つ、工場の片隅に有り、挙句に防音カバーが
付いている などということになったら,もう地獄ですよね!!
では、今は どうしているの?
簡単に調整出来る本体の開発に成功して!?。
いえ、エレクトロニクスの力を借りて解決したのです。
インバータコントローラ です。
本体の最適条件からの ズレ をコントローラのつまみひとつでいつでも、
いつまでも最適条件に復元、維持させるのです。
もう、新たに パーツフィーダ嫌い の人は出ませんよね !!?
次回は、「海外パーツフィーダ稼働視察記」の予定です。
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