初めてパーツフィーダを見たのは、1,981年スイスの時計会社視察の折でした。

女子工員達がずらっと並んで各机に向かってピンセットを使っていました。
机の端近くに10cmくらいの円板が有りました。

後から知ったのですが、その円板が机に埋め込まれたパーツフィーダだったのです。

円板の中には、肉眼では見えないくらい小さな宝石軸受けが有り、之を連続、整列していたのです。訓練された工員がピンセットを使って軸受けを時計にくみこんでいました。

あの、円板が無ければ、このような整然としたスピードある工場にはならないでしょう。

いろいろな縁が有って、パーツフィーダを作る、売ると言う立場になりましたが、”使う” と言う立場で物を最初に見た と言うのが私のパーツフィーダの原点です。

役に立たなければいけない。
シンプルでいい。
物のながれの中間で、之を阻害してはいけない。


と言うような事でしょうか。

日々の業務のなかでもこれだけは守っていこうという私の初心です。